ジョセフ・フラウンホーファー(1787ー1826)はバヴァリア王国(現在のドイツ)出身の人物です。
空気塊くん
天文学分野では知らない人はほとんどいないであろう超有名人だよ
うさぎさん
知ってる。フラウンホーファー線だよね
フラウンホーファー線とは
太陽の光をスペクトルにしたときに見られる暗線のこと。これにより、太陽の大気組成を知ることができた。
空気塊くん
天文分野でべらぼうに有名なフラウンホーファーだけど、正確には彼は天文学者じゃないよ
うさぎさん
そうなの?
空気塊くん
ざっくりいうと、ものすごい光学機器を作った工学者・技術者と言われているよ。
うさぎさん
そうなんだ!
空気塊くん
最初はアカデミーの世界では彼を認めない風潮があったんだけど、彼の技術が凄まじすぎたので、最終的にはアカデミー会員として迎えられるよ。
うさぎさん
すごいストーリーだね
空気塊くん
現在のドイツは精密機器や光学機器が強く、一般の人でも知っているライカやカールツァイスというメーカーがあるのは、彼の功績が大きいと言われているよ。
うさぎさん
すごい人だね
海王星とフラウンホーファー
海王星を発見したことで有名なのはガレですが、その天体望遠鏡を作ったのはフラウンホーファーです。
天文学の発展にはいつの時代も観測技術の進化が必要不可欠でした。
あまり話題にはなりにくいですが、フラウンホーファーのような技術を発展させた人も天文学の発展にはなくてはならない、すごい存在なのです。
うさぎさん
まとめ
フラウンホーファーは偉大
フラウンホーファーは偉大