地学って何?
空気塊くん
地学とはどんな学問なのかをざっくり説明します。
地学は略さずに言うと、地球科学という科学の中のひとつの分野を指します。
地学という教科は高等学校で学ぶ理科の科目のひとつとして存在してもいます。
具体的にいうと、地球の歴史や、岩石、地震、天気について、宇宙についてなどを扱います。
うさぎさん
色々あるね
ざっくりいうと、自然に関して生き物以外は大体扱いますよといった、幅広い分野を扱うのが地学という学問なのです。
なぜ地学を学ぶの?
地学は疑問に答えてくれる!
私たちは地球に住んでいます。人間も含めて生物はまわりの環境に依存して生命を維持しています。私たち人間の周りの環境とはつまり、地球の環境です。これからも何年も何年も過ごしていく地球について、知っておいて損はありません。
たいそうなことを言いましたが、結局は「台風ってなんで夏の終わりごろ来るんだろうか?」「山ってどうやってできたの?」「宇宙人っているの?」みたいな身近な疑問の答えに、地学を学ぶことで答えに繋がることがあります。逆に言うと地学を学ばないとわからないまま終わってしまう疑問は世の中にたくさんあるのです。
うさぎさん
好奇心を持って疑問を追求していくことが大切だよ
日本人こそ地学が大切!
日本に住んでいると実感しづらいですが、世界的に見て、日本は自然災害がよく発生します。
地震や、台風、水害、火山や土砂災害、様々な災害が日本では発生しています。
地震を経験したことがない人は日本にはいないと思います。でも、これって世界的にみると珍しいことなのです。地震を一生経験せずに一生を終える人も世界には多くいます。
自然災害について科学的に扱っているのが、地学の特徴です。災害は防ぐことはできませんが、学んで理解することで、備えることはできます。
要点まとめ
- 自然に対する疑問に答えてくれる(答えがないこともある)
- 地学を学ぶと災害に備える力を身につけることができる