水の状態変化
水は大気中や地表で状態変化を起こして、めまぐるしく変化しています。
大気中の水蒸気が水滴や氷に変化したものを雲と呼んでいます。(水蒸気は人間の眼で見ることができないので、雲は水蒸気ではありません)
水の状態変化に伴う熱の移動
水が状態変化を起こすとき、潜熱のやり取りがあります。
具体的に言うと、氷⇒水⇒水蒸気方向へ状態変化するとき、潜熱を吸収してまわりの温度を下げます。
逆に、水蒸気⇒水⇒氷方向へ状態変化するとき、潜熱を放出してまわりの温度を上げます。
水は状態変化をしながら、大気中を移動することで熱を輸送しているのです。
水の状態変化についてまとめ
- 水は地表や大気中で状態変化している
- 大気中の水蒸気が状態変化して、水滴や氷に変わったものを雲という
- 状態変化しながら水が移動することで、熱を輸送している